開催報告 東京芸術劇場 | あゆむ家





私達、あゆむ家は消えゆく日本の伝統や文化を新しい形で未来へと繋いでいく為に、「日本の伝統文化を知る」「継承されてきた歴史を守る」「消えゆく伝統・文化を未来へとつなげる」この三つの想いを基本とし、今までに無い新しい形を創り次の世代に繋いでいく活動をしております。  あゆむ家の基本理念であり、本展覧会名にも掲げた「つなぐ」をキーワードに、想いと形・伝統と未来・芸術と工芸・作品と会場、そして何より人と人とが「つながる」ことで今までにない新たな魅力の創造を目指すこのような試みを実現する、総合芸術型の展覧会となっております 第7回展覧会に東京都が都民のための芸術文化の復興とその国際的交流を図るための芸術文化施設であります東京芸術劇場を選び、若者、年配者の方々に好評を博し、多くの反響がありましたため平成30年11月10日11日に第9回の展覧会「つなぐ伝統展~東京芸術劇場~」を開催する運びとなりました。 本展覧会では日本全国から集まった俳句・短歌・川柳の作品を伝統工芸である、江戸硝子・西陣織に書家が書き入れた作品を展示致しました。作家と書家と工芸士が力を合わせた作品は世界で一点ものです。

HP 1

本展覧会場は日本最大規模を誇る劇場の一つで東京都が世界に誇れる文化都市を目指して展開する「東京ルネサン  ス」の一環として、豊島区池袋に建設し1990年 10月に開場しました。 全国各地の伝統工芸品に詩歌を装飾し、展示いたしました。
作家と書家と工芸士がコラボレートした作品は、すべて世界で1点ものです。



1品目は、「江戸硝子」。江戸時代からの伝統を引き継ぎ、手造りで製造されたガラス製品です。手造りのガラス製品の良さは、機会による大量生産とは異なり、製品の一つ一つが全てオリジナルの1点物であり、その味わい深く、手造りだからこそ出せる独特のデザイン性や深みなど、職人が丹精込めて作り上げられた製品です。製造方法は、1,400度ほどの高温で熔かされたガラスを鉄製の棹(さお)で巻き取り、吹いたり、押したり、延ばしたりして色々なガラス器を手作業で形を作ります。

HP 4



2品目は、京都府は西陣の伝統工芸品の「西陣織」。過去展覧会の好評を受け、一般的には人形衣装や能衣装などに用いられる金襴を使用し掛軸を製作いたしました。 金襴は、織物の中でも特に豪華で黄金色に輝く豪奢な文様は、数ある布地の中でも最高の位に入る織物です。西陣織は、多色の糸を使用し美しい模様を作ることが出来るのが魅力の一つです。時間と手間が掛かりますが、高度な技術から生まれる複雑な模様と歴史と文化に裏打ちされた格調高い織物を作ることができます。

HP 3







すべての作品において、1点1点手作業で作品と絵が施されることにより、今までにはない味わいを生み、伝統ある文藝作品を装飾するにふさわしい品格を感じさせてくれました。

HP 2

<会期中は、池袋駅西口徒歩2分ということもあり近くの学校に通っている学生、買い物やお食事をしに池袋まできた方々、等々幅広い世代の方々にご来場いただきました。 また、あゆむ家の主旨であります、普段の生活の中では味わえない日本の伝統文化や伝統美の魅力を多くの方々に、伝えることができたのではないかと深く感じております。

最後になりましたが、本展覧会の成功はひとえに、ご参加ご協力いただきました皆様のおかげと存じ あらためて心より感謝申し上げます。