【開催報告】つなぐ伝統展in東京芸術劇場 | あゆむ家

【開催報告】つなぐ伝統展in東京芸術劇場

お知らせ


2017年7月、東京都が人々のための芸術文化の復興とその国際的交流を図るための芸術文化施設であります「東京芸術劇場」にて、全国各地の俳句・短歌・川柳の 愛好家や日本でご活躍している作家の皆様にご参加頂きつなぐ伝統展 ~東京芸術劇場~を開催する事ができました。

外観(正面)Hi 本展覧会場は日本最大規模を誇る劇場の一つで東京都が世界に誇れる文化都市を目指して展開する「東京ルネサン  ス」の一環として、豊島区池袋に建設し1990年 10月に開場しました。 全国各地の伝統工芸品に詩歌を装飾し、展示いたしました。
作家と書家と工芸士がコラボレートした作品は、すべて世界で1点ものです。



1品目は、「江戸硝子」。江戸時代からの伝統を引き継ぎ、手造りで製造されたガラス製品です。手造りのガラス製品の良さは、機会による大量生産とは異なり、製品の一つ一つが全てオリジナルの1点物であり、その味わい深く、手造りだからこそ出せる独特のデザイン性や深みなど、職人が丹精込めて作り上げられた製品です。製造方法は、1,400度ほどの高温で熔かされたガラスを鉄製の棹(さお)で巻き取り、吹いたり、押したり、延ばしたりして色々なガラス器を手作業で形を作ります。

HP用江戸硝子



2品目は、京都府は西陣の伝統工芸品の「西陣織」。過去展覧会の好評を受け、一般的には人形衣装や能衣装などに用いられる金襴を使用し掛軸を製作いたしました。 金襴は、織物の中でも特に豪華で黄金色に輝く豪奢な文様は、数ある布地の中でも最高の位に入る織物です。西陣織は、多色の糸を使用し美しい模様を作ることが出来るのが魅力の一つです。時間と手間が掛かりますが、高度な技術から生まれる複雑な模様と歴史と文化に裏打ちされた格調高い織物を作ることができます。

HP用西陣織



3品目は、「会津漆器」福島県の会津地方で発達している漆器です。
製作するためには漆を塗るための木材が必要です。きを削ることで目的とする形に整え、ここに何度も塗り重ねることで、商品としての漆器になります。漆の栽培から木材の加工、そして漆を塗った後の装飾までを一貫して行うことでシックなものから豪華絢爛なものまで HP用会津漆器



すべての作品において、1点1点手作業で作品と絵が施されることにより、今までにはない味わいを生み、伝統ある文藝作品を装飾するにふさわしい品格を感じさせてくれました。

< また会場内では、文藝作品だけではなく、日本で活躍している作家の絵画・書道・工芸などの作品も ご紹介させていただきました。

会期中は、東京の玄関口の東京駅ということもあり遠方からのご旅行できている方々や近隣でお仕事をされている社会人、外国からの旅行客など幅広い世代の方々に来場いただきました。1点1点の作品をじっくりと鑑賞されたり、それぞれの作品に込められた想いに、すごく共感された方々が多かったです。来場者の心に深く染み入っていったのではないかと思います。
また、あゆむ家の主旨であります、普段の生活の中では味わえない日本の伝統文化や伝統美の魅力を多くの方々に、伝えることができたのではないかと深く感じております。

最後になりましたが、本展覧会の成功はひとえに、ご参加ご協力いただきました皆様のおかげと存じ あらためて心より感謝申し上げます。