【開催報告】 つなぐ伝統展 ~KITTE東京丸の内~ | あゆむ家

【開催報告】 つなぐ伝統展 ~KITTE東京丸の内~

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2016年6月、東京駅にありますJPタワーKITTE東京シティアイにて、全国各地の俳句・短歌・川柳の 愛好家や日本でご活躍している作家の皆様にご参加頂きつなぐ伝統展 ~KITTE東京丸の内~を開催する事ができました。

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本展覧会では、「KITTE」のコンセプトである「Feel JAPAN」にちなみ、全国各地の伝統工芸品に詩歌を装飾し、展示いたしました。
作家と書家と工芸士がコラボレートした作品は、すべて世界で1点ものです。

1品目は、福島県は会津若松市の伝統工芸品の「会津漆器」。「会津漆器文芸展」に続き本展では、屏風にかわり、花器と衝立パネルを起用し、職人が沈金や蒔絵の技法を用いて直接絵柄を描かせていただきました。

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2品目は、京都府は西陣の伝統工芸品の「西陣織」。前展の好評を受け、一般的には人形衣装や能衣装などに用いられる金襴を使用し掛軸を製作いたしました。 金襴は、織物の中でも特に豪華で黄金色に輝く豪奢な文様は、数ある布地の中でも最高の位に入る織物です。また、作品が入る部分は、着物の帯生地を使用いたしました。
「会津漆器」、「西陣織」の作品には前展同様、書家 矢部澄翔先生に1点、1点書き入れていただきました。

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3品目は、佐賀県は有田町の「有田焼」。今年は、日本磁器誕生・有田焼創業400年の年です。日本で初めて磁器を焼成した有田焼は今年、創業400年という記念すべき年を迎えます。 400年の歴史をふりかえり、日本の磁器づくりの未来の扉を開くため、世界の陶磁器文化の発信拠点となるような取組みとして、陶板を製作致しました。 陶板に染付(下絵)と錦(上絵)を絵付けを行い、素焼き、本焼成、上絵焼成の3回の窯焼きがなされ、文字専門の職人により 俳句・短歌・川柳の作品を直接書き入れ、再度焼付けをしますので合計4回の窯焼を施され製作いたしました。

会場セッティング034

すべての作品において、1点1点手作業で作品と絵が施されることにより、今までにはない味わいを生み、伝統ある文藝作品を装飾するにふさわしい品格を感じさせてくれました。

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また会場内では、文藝作品だけではなく、日本で活躍している作家の絵画・書道・工芸などの作品も ご紹介させていただきました。

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会期中は、東京の玄関口の東京駅ということもあり遠方からのご旅行できている方々や近隣でお仕事をされている社会人、外国からの旅行客など幅広い世代の方々に来場いただきました。1点1点の作品をじっくりと鑑賞されたり、それぞれの作品に込められた想いに、すごく共感された方々が多かったです。来場者の心に深く染み入っていったのではないかと思います。
また、あゆむ家の主旨であります、普段の生活の中では味わえない日本の伝統文化や伝統美の魅力を多くの方々に、伝えることができたのではないかと深く感じております。

最後になりましたが、本展覧会の成功はひとえに、ご参加ご協力いただきました皆様のおかげと存じ
あらためて心より感謝申し上げます。