瀬戸染付焼(愛知県 瀬戸市) | あゆむ家

瀬戸染付焼(愛知県 瀬戸市)

工芸品
瀬戸染付焼

瀬戸染付焼(愛知県 瀬戸市)独自の染付技法で造る陶磁器。

瀬戸染付焼
平成9年5月に経済産業大臣より伝統的工芸品の指定を受け、瀬戸市、尾張旭市にて生産されています。
素焼きした素地の表面に直接筆で、呉須絵具の藍色を基調とした色彩で繊細な自然画や鳥、花などを描いてから焼成して完成させる。
一般的には、磁器のものをさしますが、瀬戸染付焼ではその前身となった陶胎染付(陶器への染付)も含めて、 透光性があり着画した下絵も柔らかく潤いのある味わいで人気があります。

瀬戸染付焼の製作工程

製作工程

製作開始から完成まで約1ヶ月
土づくり・土練りを行い、ろくろで形を作り削ってなめらかに形を整えます。乾燥後に素焼をした素地の表面に直接、筆で呉須絵具(ごすえのぐ)等を用いて下絵付を行います。その後紬薬を施し本焼成をして、底(畳付)部分をやすりで磨き完成となります。




先日、2月24日~3月2日に千疋屋で開催されました「瀬戸染付焼展 青の広場vol.2」に行って来ました。

瀬戸染付焼展 青の広場vol.2

千疋屋ギャラリー

展示場に入ってまず目に飛び込んできたのは、瀬戸染付焼の特徴である鮮やかな色彩のコバルトブルーでした。

瀬戸染付焼コバルトブルー

一言でコバルトブルーと言っても、淡い色だったり、光沢がある色だったりと同じ瀬戸染付焼でも各窯元によって色使いが全然違います。
見る角度、光の当たり方によっても焼き物の風合いが変わり瀬戸染付焼の奥深さを感じます。

家族それぞれの個性を活かした絵柄

個性を活かした絵柄

家族みんなで絵付けをしている窯元さんです。
すべて手書きで絵柄を描いているので、それぞれの個性を活かしつつ瀬戸染付焼の特徴でもある濃淡をうまく表現している器です。

瀬戸300年の伝統を伝え続ける窯元

伝統を伝え続ける窯元

瀬戸で300年伝統を伝え続けており今はなんと8代目。
生粋を感じさせられる焼物。使えば使う程に味が出てくる楽しみのある器です。

無駄をそぎ落とし利便性を追求した用即美

利便性を追求した用即美

数ある瀬戸染付焼の伝統工芸士さんの中で最年少の伝統工芸士さんが作る、昔と今の良さを絶妙に表現し無駄な要素がそぎ落とした利便性を追求した作品。まさに用即美です。

迫力あるダイナミックな表現かつ、やわらかな色合い

迫力あるダイナミックな表現

伝統を受継ぎつつも型にはまらず、個性豊かでインパクト大!!な作品が印象的。 絶妙なバランス感覚で自然な風合いを表現しながらも大胆かつ繊細な器ですね。

日本女性らしい奥ゆかしさを表現

女性らしい奥ゆかしさ

女性の伝統工芸士さんが伝統ある技術を匠に活かしながらも女性らしさを表現しています。1つ1つの茶器を並べる事により全体の飾りつけからも優しい雰囲気を感じさせられます。

茶器やお皿だけではない瀬戸染付焼の魅力

今まで、茶器やお皿だけだと思い込んでいましたが、一風変わった瀬戸染付焼があったのでとてもびっくりしました。

雛人形 兜

陶磁器の雛人形や兜を今まで見たことがなかったので、こういう置物もかわいくて良いですね。

招き猫

白と青の配色だけではなくて、いろんな色を使っている瀬戸染付焼の招き猫。 茶器やお皿では表現できない遊び心もある置物ですね。

瀬戸染付焼(愛知県 瀬戸市)

伝統工芸品 瀬戸染付焼
品 名 瀬戸染付焼 陶磁器
都道府県 愛知県 瀬戸市
参考サイト あいちの伝統的工芸品

瀬戸染付焼は、ウィーンやパリの万国博覧会において高い評価を受けていることもあり当日は、外国の方々もご来場していていまいた。

お皿や置物に描かれている絵柄は、伝統工芸士さんが1つ1つ描いているので大量生産の規制品とは風合いが全然違いました。
使い方は人それぞれ「お皿も良し」「置物も良し」工芸士さん達が作る世界に1つだけの焼物は素晴らしいですね!

皆さんも機会がありましたら 是非、瀬戸染付焼と触れ合ってください。